フェッラーラ:ルネサンス期の市街とポー川デルタ地帯(読み)フェッラーラ ルネサンスきのしがいとポーがわデルタちたい

世界遺産詳解 の解説

フェッラーラ ルネサンスきのしがいとポーがわデルタちたい【フェッラーラ:ルネサンス期の市街とポー川デルタ地帯】

1995年に登録、1999年に登録内容が変更された世界遺産文化遺産)で、イタリア北部エミリア・ロマーニャ州フェッラーラ県に位置する。14世紀前半に芸術家を保護したエステ家が町を整備し、15~16世紀のルネサンス期には画家ティツィアーノなど多くの芸術家を輩出した。4つの塔を持つエステ城ロマネスク様式大聖堂、14世紀に建造されたスキファノイア宮、エステ家によって13世紀に建てられたムニチパーレ宮殿、外壁を覆う1万2000個以上の白大理石ダイヤモンドに見立てたことから名がついたディアマンティ館など、ルネサンス期の建造物が数多く残る。◇英名はFerrara, City of the Renaissance, and its Po Delta

出典 講談社世界遺産詳解について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android