フェブキソスタット製剤(読み)フェブキソスタットセイザイ

病院でもらった薬がわかる 薬の手引き 電子改訂版 「フェブキソスタット製剤」の解説

フェブキソスタット製剤

製品名
フェブリク(帝人ファーマ)

 尿酸が作られるときにはたらく酵素であるキサンチンオキシダーゼを阻害することで尿酸産生を抑制し、痛風高尿酸血症こうにょうさんけっしょうの治療に使われます。また、がん化学療法に伴う高尿酸血症の治療にも使われます。


①過敏症状(発疹ほっしんなどのアレルギー症状)、肝機能障害をおこすことがあります。こうした症状がおこったら服用を止め、医師に報告してください。


関節痛、白血球数減少、手足のしびれ感、浮動性めまい、下痢吐き気、腎機能障害、倦怠感などがおこることがあります。このような症状がおこったら、医師に相談してください。


錠剤で、1日1回の服用が原則です。使用量については医師・薬剤師の指示を守り、かってに中止、増量・減量しないでください。とくに服用中に痛風発作がおこった場合は、医師の指示を正しく守ってください。


②あらかじめ持病・アレルギーなどの体質・現在使用中の薬がある人は、必ず医師に報告してください。とくに過去にこの薬で過敏症状をおこしたことがある人、メルカプトプリン水和物製剤やアザチオプリン製剤を使用中の人はこの薬を使用できません。


 妊婦あるいは現在妊娠している可能性がある人は、あらかじめその旨を医師に報告してください。


 そのほかビダラビン製剤、ジダノシン製剤などとの併用注意が必要です。

出典 病院でもらった薬がわかる 薬の手引き 電子改訂版病院でもらった薬がわかる 薬の手引き 電子改訂版について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む