20世紀西洋人名事典 「フェルナンデスアルマン」の解説
フェルナンデス アルマン
Fernandez Arman
1928.11.28 -
米国の画家,彫刻家。
ニース生まれ。
本名Fernandez Armand。
’47年にイヴ・クラインとクロード・パスカルに出会い、’60年代にヌーボー・レアリズムに参加した。一種のコラージュ法で、楽器の断片などを既製のオブジェを画布上やガラス箱の中に集めた作品を発表し、現実への新しい知覚的アプローチを創造した。意識と対立する物質を限りなく増殖させる手法には、冷めた無関心が作り出す奇妙な詩的リズムがある。「集積」、「充満」のシリーズが有名である。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報