フェルミ共鳴(読み)フェルミキョウメイ

化学辞典 第2版 「フェルミ共鳴」の解説

フェルミ共鳴
フェルミキョウメイ
Fermi resonance

分子振動結合音倍音に相当するエネルギー準位ほか振動準位ときわめて接近し,いわゆる偶然縮退を起こしている場合には,分子力場の非調和項によってそれらの準位が大きく乱され,偶然縮退が破れて分裂を生じる.この現象はE. Fermi(フェルミ)により,CO2分子の振動スペクトルにみられる異常の原因として指摘されたので,フェルミ共鳴とよばれている.その結果として,振動スペクトルにおける振動数や強度に異常が現れるほか,回転スペクトルにおいても振動回転定数の異常として観測される.

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

半夏ともいう。七十二候の一つで,本来は夏至後 10日目から小暑の前日までをいったが,現行暦では太陽の黄経が 100°に達する日 (7月1日か2日) を半夏生とし,雑節の一つとして記載している。この頃半...

半夏生の用語解説を読む