精選版 日本国語大辞典 「ふてる」の意味・読み・例文・類語 ふ・てる 〘 自動詞 タ行下一段活用 〙 [ 文語形 ]ふ・つ 〘 自動詞 タ行下二段活用 〙 ( 「不貞」「太」などとも書くがあて字 ) 不満に思って、相手にさからうような態度をとる。やけになって意地を張る。また、すねて捨てばちになる。ふてくされる。[初出の実例]「能敵にや遭と、ふてて仕候を」(出典:太平記(14C後)一七)「この二人と、〈略〉荒んだ、統一のない不貞(フテ)た俳優たちとの間には」(出典:木乃伊の口紅(1913)〈田村俊子〉一〇) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例