フラックス法(読み)フラックスほう

最新 地学事典 「フラックス法」の解説

フラックスほう
フラックス法

flux method

単結晶育成法で広く使われている合成法。酸化物・フッ化物・塩化物などの無機塩類の適当なフラックス(融剤)に結晶とする材料を溶かし込み,過飽和条件で析出させて単結晶を得る方法で,一種の溶液法。高融点の結晶を融点より低温で育成できる,融点で分解する物質や高温で化学反応性が強くなる物質を育成できるなどの利点があり,宝石・磁性体などの単結晶育成に用いられる。材料を白金るつぼに入れ電気炉中で加熱溶融後徐冷して単結晶を得る。エメラルド・ルビー・イットリウム・鉄・ざくろ石(YIG)などがこの方法で育成されている。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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