フラボキサンチン

化学辞典 第2版 「フラボキサンチン」の解説

フラボキサンチン
フラボキサンチン
flavoxanthin

C40H56O3(584.88).カロテノイドの一つ.最初,キンポウゲ科Ranunculus acerタンポポTaraxacum officinaleの花,その他の植物に広く分布している.タンポポの花弁1.5 kg から純品80 mg が得られる.光沢ある黄赤色の柱状晶.融点184 ℃.+190°(ベンゼン).λmax 448,421,400 nm(エタノール).クロロホルム,ベンゼン,エタノールに可溶,石油エーテルに難溶.[CAS 512-29-8]

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

顔や四肢に特有の紅斑がみられる疾患で,伝染性紅斑の俗称。パルボウイルスの感染によって年長幼児,低学年児童に好発し,乳児や成人には少ない。1〜2週間の潜伏期ののち突然発疹が出る。発疹は両ほおに対称的に生...

リンゴ病の用語解説を読む