20世紀西洋人名事典 「フランク・ロイドライト」の解説
フランク・ロイド ライト
Frank Lloyd Wright
1867.6.8.(1869.説あり) - 1959.4.9.(8.説あり)
米国の建築家。
ウィスコンシン州生まれ。
大学卒業後、L.サリバンの建築事務所で修業、1893年に独立する。シカゴを中心に活躍し現代建築の機能重視の傾向に対し、建築材料と環境を重視し、日本の近代建築にも大きな影響を与える。1905年に初来日、日本文化に深い関心を寄せた。作品に「自由学園(東京)」(’21年)、「帝国ホテル(東京)」(’22年)、「カウフマン邸(落水荘)」(’36年)、「グッゲンハイム美術館(ニューヨーク)」(’59年)他があり、著書に「自伝」(’32年)、「ナチュラル・ハウス」(’54年)、「遺言」(’57年)がある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報