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近代建築 きんだいけんちく modern architecture

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

近代建築
きんだいけんちく
modern architecture

一般に 1800年以後,第2次世界大戦前後頃までの建築をさす (→現代建築 ) 。 18世紀末から 19世紀なかばまで,ヨーロッパ建築は古典主義ロマン主義折衷主義と過去の建築様式の模倣を繰返していたが,19世紀の工業の発達は鉄橋,駅,工場などの新しいテーマを生み,鉄骨やガラス鉄筋コンクリートなどの新材料による新構造方式を発展させ,新しい芸術様式を求めたアール・ヌーボー,J.オルブリヒらのゼツェッシオン運動,L.サリバンらのシカゴ派などが,近代建築の出発点を形成した。

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デジタル大辞泉の解説

きんだい‐けんちく【近代建築】

1890年代から1960年ごろまで行われたモダニズムの建築。過去の様式との絶縁と新奇性の追求を特色とし、1920年代からは特に機能主義合理主義経済主義を強調した。

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世界大百科事典 第2版の解説

きんだいけんちく【近代建築】


【西洋】

[近代建築の概念]
 〈近代建築Modern Architecture〉という言葉は西洋において,近代産業社会の中で生み出された建築全体に対して用いられる。過去の様式(歴史的様式)から離脱し,鉄,ガラスなどの新しい建築材料を用いた建築を生み出した19世紀末から20世紀初頭の建築に対しては,一般に〈近代運動Modern Movement〉という呼称が,また,過去の様式にはよらない新しい造形が確立された1920~30年代の建築に対しては〈国際様式International Style〉もしくは〈国際近代International Modern〉という呼称が用いられる場合が多い。

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大辞林 第三版の解説

きんだいけんちく【近代建築】

近代に建てられた建築の総称。産業革命以後の新しい建築技術・材料・建築運動などを背景とした新しい建築をいう。狭義には1920年代を中心とする建築形式をさす。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

近代建築
きんだいけんちく

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世界大百科事典内の近代建築の言及

【建築】より

…また,同じく構法上の理由から,一般に修理がはなはだ困難で,修復するよりも建て替えたほうが手早いと見なされてしまう場合が多い。それにもかかわらず,都市の過密化や経済的理由から近代建築が大いに歓迎され,それによって歴史的建造物や伝統工法が各国で駆逐されているのが現状である。しかし,その近代建築が1世紀前後の耐久力しかないとすれば,これはやがて世界の建築文化と都市文明にとって深刻な結果をもたらすにちがいない。…

【建築家】より

…しかし,先進諸国が理想とした議会制民主主義の進展とともに貴族階級が衰退して,建築家は有力なパトロンを失い,また新興の富豪や事業家,官僚はますます実利本位の建築を求めたため,エンジニアの優位は決定的なものとなり,建築家の教育もしだいに技術主義に傾いて今日にいたっている。しかし,近代建築運動が定着するに従って,画一的な近代建築に対する疑問が生じており,伝統的建築との融和や,より穏健で安定した形式,より多様な芸術性が求められるようになったため,建築家の性格や能力についても新たな展開が期待され始めている。
[建築家の任務]
 古代の〈大技術家〉,近世の〈大芸術家〉の理想から見て,近代の建築家は,みずからが選んだ建築の機械化および工業化,そして建築業務の専門分化によって,かえって自縄自縛に陥ってしまったように思われる。…

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