フランツ・ヨシフ(読み)フランツヨシフ

百科事典マイペディア 「フランツ・ヨシフ」の意味・わかりやすい解説

フランツ・ヨシフ[諸島]【フランツヨシフ】

北極海の一部であるバレンツ海上,スバールバル諸島東方にあるロシア領の諸島。ロシア語でFrantsa-Iosifa Zemlya。190の島々からなり,1万6100km2。最高点は標高620m。大部分氷河におおわれている。1865年ロシアのシリング探検,その後1873年,オーストリア・ハンガリー二重帝国が探検し,フランツ・ヨーゼフ1世にちなんで命名。1926年ソ連が領有宣言。気象観測基地以外は無人

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android