フルーツチャン(読み)陳 果(その他表記)Fruit Chan

現代外国人名録2016 「フルーツチャン」の解説

フルーツ チャン
陳 果
Fruit Chan

職業・肩書
映画監督,脚本

国籍
香港

生年月日
1959年4月15日

出生地
中国・広東省海南島

学歴
香港フィルムカルチャー・センター

受賞
ロカルノ国際映画祭審査員特別賞〔1997年〕「メイド・イン・ホンコン」,釜山映画祭審査員特別賞〔1997年〕「メイド・イン・ホンコン」,金馬奨監督賞(台湾)〔1997年〕「メイド・イン・ホンコン」,香港電影金像奨作品賞・監督賞・新人賞〔1998年〕「メイド・イン・ホンコン」,ロカルノ国際映画祭銀の豹賞・ヨーロッパ国際芸術映画連盟賞(第53回)〔2000年〕「リトル・チュン」,金馬奨オリジナル脚本賞〔2000年,2001年〕「リトル・チュン」「ドリアン・ドリアン」,香港芸術家年奨〔2000年〕,香港電影金像奨最優秀脚本賞〔2000年〕「ドリアン・ドリアン」,金馬奨最優秀監督賞〔2002年〕「ハリウッド★ホンコン」

経歴
幼い頃、香港に移住。映写技師などを経て、1980年代に映画製作の現場に。香港フィルム・カルチャー・センターで脚本、演出を学ぶ。’82年独立系映画会社センチュリー・フィルム・プロダクション入社。カーク・ウォン監督「新ポリス・ストーリー」、トニー・オウ監督「南京基督」などの助監督を経て、’91年ホラー映画「大閙広昌隆(FINALE IN BLOOD)」で監督デビューするが、本当に撮りたい映画を作るために助監督へ戻り機会を探る。’94年独立、「メイド・イン・ホンコン」の脚本を書き始め、’97年自主製作映画として発表、大ヒットを記録する。続いて「花火降る夏」(’98年)、「リトル・チュン」(’99年)を発表、香港返還前後の人間模様を三部作として描く。他の作品に「ドリアン・ドリアン」(2000年)、「ハリウッド★ホンコン」(2002年)、「愛してる、成都」(2009年)などがある。1998年来日。

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

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