フレンケリ(読み)ふれんけり(その他表記)Яков Ильич Френкель/Yakov Il'ich Frenkel'

日本大百科全書(ニッポニカ) 「フレンケリ」の意味・わかりやすい解説

フレンケリ
ふれんけり
Яков Ильич Френкель/Yakov Il'ich Frenkel'
(1894―1952)

ソ連の物理学者。液体・固体物性の統計力学的理論の広範な業績で知られる。主として1920~1930年代に活躍した。結晶の不完全性に関する理論は今日の固体物性論において重要な意義をもっているが、その出発点の一つである「フレンケリ欠陥」(空孔と格子間原子が1対になってできる格子欠陥)の提起(1926)でその名は広く知られるようになった。不完全結晶の理論から、液体中の分子の動的なふるまい、粘性などに関する理論を展開し、それらをまとめた書物『液体の動的理論』Kinetic Theory of Liquids(1946)は液体論の歴史に残る古典的名著である。

[荒川 泓]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「フレンケリ」の解説

フレンケリ

生年月日:1894年2月10日
ソ連邦の物理学者
1952年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

[名](スル)1 すばやく書き記すこと。特に、速記術を用いて演説・談話などを書き取ること。「対談を速記する」2 「速記術」の略。「速記を覚える」3 「速記者」の略。「速記を雇う」4 「速記録」の略。「...

速記の用語解説を読む