ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「フーキエ=タンビル」の意味・わかりやすい解説
フーキエ=タンビル
Fouquier-Tinville, Antoine-Quentin
[没]1795.5.7. パリ
フランス革命裁判所の検事。ピカルディの富農の子。 C.デムーランの親戚であったため登用され,パリの刑事裁判所の検事補から 1793年3月,革命裁判所検事となり,王妃マリ・アントアネットをはじめ反革命容疑者,ジロンド派,エベール派,ダントン派など 2400人以上の判決を行い,恐怖政治のシンボルとして憎悪と恐怖の的となった。
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