20世紀西洋人名事典 の解説
ブライアン・スタンレイ ジョンソン
Bryan Stanley Johnson
1923 -
英国の小説家。
ロレンス・スターンの「トリストラム・シャンディ」のように黒く塗りつぶしたページがあり、さまざまな文体を凝らした処女作「旅するひとびと」でスタートし、1960年代イギリス文学界において最も大胆な実験的作家の一人であった。教師を主人公とした「アルバート・アンジェロ」(’64年)は映画化され、ジョンスン自身が監督を務めた。作品はほかに「トロール」(’66年)、「不運なひとびと」(’68年)などがある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報