共同通信ニュース用語解説 「ブータン難民」の解説
ブータン難民
ブータン政府は1988年以降、仏教徒で多数派のチベット系の伝統文化に基づく国家統合政策を推進し、ネパール系が反政府運動を展開。国際人権団体は治安部隊によるネパール系へのレイプや拷問、家屋の破壊が相次ぎ、学校が焼かれるなどの暴力が多発したと報告した。迫害を恐れた10万人超がネパールやインドに出国、難民キャンプでの生活を余儀なくされた。2008年以降は米国やオーストラリアなどへの再定住が進んだ。(共同)
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