プソイドトロピン

化学辞典 第2版 「プソイドトロピン」の解説

プソイドトロピン
プソイドトロピン
pseudotropine

C8H15NO(141.21).ナス科チョウセンアサガオDatura innoxiaその他に広く分布している.トロパンアルカロイドの一種.トロパコカイン母体であり,その加水分解によって得られる.トロピンとはヒドロキシ基立体異性体である.旋光性はなく,無色柱状晶.融点108~109 ℃,沸点240~241 ℃.水,エタノール,ベンゼンに易溶.ピクリン酸塩は黄色の針状晶.分解点258~259 ℃.[CAS 135-97-7]

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む