プラヤ・パホン(読み)ぷらやぱほん(その他表記)Phraya Phahon Phonphaya Sena

日本大百科全書(ニッポニカ) 「プラヤ・パホン」の意味・わかりやすい解説

プラヤ・パホン
ぷらやぱほん
Phraya Phahon Phonphaya Sena
(1887―1951)

タイ軍人政治家。1931年プリディ・パノムヨンらフランス留学生グループとともに絶対王制打倒を目ざす秘密結社人民党」を結成、1932年の立憲革命を指導した。同年プラヤ・マノパコーン内閣の陸軍総司令官に就任。翌1933年辞職したが、同年ピブンらの第二次立憲革命後、推されて首相に就任。以後5期にわたり国政を担当したが、1938年実権をピブンに委譲する形で下野した。

[黒柳米司]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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