改訂新版 世界大百科事典 「プラールタナーサマージ」の意味・わかりやすい解説 プラールタナー・サマージPrārthanā Samāj 近代インドの宗教改革運動団体。先にベンガルにおいてつくられたブラフマ・サマージの中心人物ケーシャブ・チャンドラ・セーンの影響下に,1867年ボンベイで設立された。偶像崇拝,幼児婚,婚姻や食事などにみられるカースト差別等々の撤廃を主張し,また寡婦再婚を認め婦女教育を奨励するなど,さまざまな社会・宗教改革運動を展開した。執筆者:石川 寛 出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「プラールタナーサマージ」の意味・わかりやすい解説 プラールタナー・サマージPrārthanā Samāj インドの宗教団体。 1867年にボンベイに創設された近代インドの宗教改革運動の一つで,現在のマハーラーシュトラ州を中心に広まった。社会改革を目指し,カースト制を否定し,寡婦の再婚をすすめ,女性教育を助長し,幼児結婚の廃止などを主張した。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by