presolar grain
太陽系ではつくることができない大きな同位体異常を示す微粒子。希ガス,酸素,炭素などの同位体組成分析により,始原的隕石や微隕石,惑星間塵などから稀にみつかる。先太陽系粒子,太陽系前駆物質とも呼ぶ。低〜中質量の漸近巨星分枝(AGB)星や赤色巨星の大気外層,超新星爆発や新星からの放出ガス中,分子雲で形成し,太陽系形成時に微惑星や彗星に取り込まれたと考えられる。同位体組成からそれぞれのプレソーラー粒子が形成した天体の種類や,親星の質量と進化段階,金属量などが推定される。ナノダイヤモンド,SiC,グラファイト,珪酸塩,酸化物(コランダムやスピネル,ヒボナイト),有機物などがみつかっている。
執筆者:杉浦 直治・瀧川 晶
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報
1 多数の語を集録し、一定の順序に配列して一つの集合体として、個々の語の意味・用法、またはその示す内容について記したもの。語のほかに接辞や連語・諺なども収める。また、語の表記単位である文字、特に漢字を...