プレソーラー粒子(読み)プレソーラーリュウシ

デジタル大辞泉 「プレソーラー粒子」の意味・読み・例文・類語

プレソーラー‐りゅうし〔‐リフシ〕【プレソーラー粒子】

太陽系がつくられる以前の恒星周囲にあった固体微粒子隕石中などに、現在の太陽系に起源する物質とは同位体の存在比が大きく異なる鉱物が見つかっており、太陽より古い時代の恒星に由来すると考えられている。プレソーラーグレーン

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最新 地学事典 「プレソーラー粒子」の解説

プレソーラーりゅうし
プレソーラー粒子

presolar grain

太陽系ではつくることができない大きな同位体異常を示す微粒子。希ガス,酸素,炭素などの同位体組成分析により,始原的隕石や微隕石,惑星間塵などから稀にみつかる。先太陽系粒子,太陽系前駆物質とも呼ぶ。低〜中質量の漸近巨星分枝(AGB)星や赤色巨星の大気外層,超新星爆発や新星からの放出ガス中,分子雲で形成し,太陽系形成時に微惑星や彗星に取り込まれたと考えられる。同位体組成からそれぞれのプレソーラー粒子が形成した天体の種類や,親星の質量と進化段階,金属量などが推定される。ナノダイヤモンド,SiC,グラファイト,珪酸塩,酸化物(コランダムやスピネル,ヒボナイト),有機物などがみつかっている。

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