百科事典マイペディア 「プロテアーゼ阻害剤」の意味・わかりやすい解説 プロテアーゼ阻害剤【プロテアーゼそがいざい】 プロテアーゼ(タンパク質分解酵素)の働きを妨げる物質の総称。プロテアーゼ・インヒビターとも。動植物,微生物などに広く見出され,通常は天然の生物由来のものをさすが,医薬として人工のペプチドなども合成されている。多くは分子量5000ないし2万〜3万程度の,ポリペプチドや比較的小さなタンパク質あるいは糖タンパク質である。動物では血液凝固など幅広い生理機能の調節に関与するものが知られており,植物などでは生体防御の役割もあるとされる。一般にプロテアーゼの活性部位と結合して働きをブロックするものが多く,その構造と機能の関連がタンパク質工学や医薬の分子設計などの観点から研究されている。→関連項目多剤併用療法 出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報 Sponserd by