ヘルツェンベルグこう

最新 地学事典 「ヘルツェンベルグこう」の解説

ヘルツェンベルグこう

herzenbergite

化学組成SnSのヘルツェンベルグ鉱系列の鉱物。ティール鉱と連続固溶体をつくる。直方晶系,空間群Pbnm, 格子定数a0.4328nm, b1.1190, c0.3978, 単位格子中4分子含む。黒色,金属光沢,細粒状~塊状。反射光で白色,暗赤褐色の内部反射がある。劈開{001}完全,硫化鉱物としては最も薄くはげやすいものの一つ。硬度約2,方位により変わる。比重5.22(測定値),5.197(計算値)。鉱脈鉱床・スカルン鉱床から,錫石・黄錫鉱・romarchite・オッテマナイト・berndtite・黄鉄鉱・閃亜鉛鉱・硫砒鉄鉱・石英などとともに産出。大分県豊栄鉱山,新木浦鉱山から報告がある。ドイツ人化学者R.Herzenbergにちなみ命名。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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