20世紀西洋人名事典 の解説
ヘンリェッテ ローランド・ホルスト
Henriette Roland-Holst
1869 - 1952
オランダの詩人,革命家。
別名Henriëtte Roland Holst-van der Schalk。
オランダ社会民主労働者党左翼に属し、1907年「デ・トリビュヌ」の出版を支援。’09年オランダ左派社会民主党の創設に参加。第一次大戦中、平和、国際主義の立場をとる。’18年オランダ共産党創設時からの闘士で、執行委員会に席を置く。’27年オランダ共産党を離れ、’47年アムステルダム大学から名誉博士号を得る。その間1893年自由率ソネットで詩壇にデビュー。詩集「新しき誕生」(1903年)、「森の女」(’12年)、叙事的叙情詩「英雄神話」(’27年)を書いてロシアに決別し、宗教的社会主義に転向する。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報