コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

べか車 べかぐるま

1件 の用語解説(べか車の意味・用語解説を検索)

世界大百科事典 第2版の解説

べかぐるま【べか車】

近世大坂市中で用いられた人力荷車。のちに板車ともいわれた。二輪車で江戸の大八車に対していわれた。積載量30貫(112kg),車力2人がかり。近世中期になって増加し,橋を通過するので人の往来を妨げ,橋の損害が大になったとして規制され,1824年(文政7)定数を1678両とした。また市中の独占川舟の上荷(うわに)舟,茶舟と貨物を争奪するに至った。後期にはさらに進出し,荷物制限,積載制限,車力の増加要望,台枠の長さ制限などの問題が起こった。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
世界大百科事典 第2版について | 情報

世界大百科事典内のべか車の言及

【車】より

…明治に入ると新しく乗用の人力車も登場し,荷車は全国に普及するが,それでも東京・大阪周辺に最も早く,多く存在した。近世には江戸の大八車と大坂のべか車が著名である。 大八車は車台の長さ8尺,幅2尺5寸で,台の長さによって大七,大六などという名もあった。…

※「べか車」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
世界大百科事典 第2版について | 情報

今日のキーワード

百条委員会

地方自治体が議決により設置する特別委員会の一つ。名称は「地方自治法第100条」に基づく。百条委員会は、地方公共団体の事務に関する調査を行い、関係者への聞き取りや記録の提出を請求、拒否した者には罰則が科...

続きを読む

コトバンク for iPhone