上国(読み)ジョウコク

デジタル大辞泉の解説

じょう‐こく〔ジヤウ‐〕【上国】

都に近い国々。
律令制で、面積や人口などによって諸国を大・上・中・下の四等級に分けたうちの、第二位の国。山城摂津など30余国。
都へ上ること。上京。
「―のみぎりは、さいさい待ち入」〈咄・きのふはけふ・下〉

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大辞林 第三版の解説

じょうこく【上国】

都に近い国。 「 -と関東との取合とりあいと云ひ/文明論之概略 諭吉
律令制で、国を面積や人口などで4等に分けたうちの第二等の国。延喜式では山城・摂津など三十余か国。 → 大国中国下国
近世、石高の大きな藩。格の高い藩。 「幸に-世臣の家に生まれて/鶉衣」
都へ上ること。 「向後きようこうは-の砌みぎりはさいさい待ち入るなどと仰せられ/咄本・昨日は今日」

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