ベナレス(読み)べなれす(その他表記)Benares

翻訳|Benares

精選版 日本国語大辞典 「ベナレス」の意味・読み・例文・類語

ベナレス

  1. ( Benares ) バラナシの旧称。

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旺文社世界史事典 三訂版 「ベナレス」の解説

ベナレス
Benares

インドのガンジス川中流左岸にあるヒンドゥー仏教の聖地
毎年多くのヒンドゥー教徒が集まり,ガンジス川で沐浴する。11世紀以後,イスラームの侵入によって荒らされた。近く釈迦 (しやか) が最初に説法した鹿野苑 (ろくやおん) (サールナート)の遺跡がある。古名バーラーナシー

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ベナレス」の意味・わかりやすい解説

ベナレス

「ワーラーナシ」のページをご覧ください。

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世界大百科事典(旧版)内のベナレスの言及

【死】より

…ここではその問題を,インド人とアメリカ人のそれと比較することを通して浮彫にしてみよう。 インドのベナレスはガンガー(ガンジス)川の中流域に位置する聖地であるが,そこには医者からも天命からも見放された巡礼たちが,最後の死出の旅路を求めてやってくる。彼らは死後ガンガー河畔で焼かれ,骨灰が川に流されることで昇天する,と信じている。…

【ワーラーナシー】より

…11世紀初頭,イスラム教徒のガズナ朝の勢力下に編入され,ウルドゥー語流に発音し,バナラスBanarasと呼ばれるようになる。1794年,東インド会社領に併合されると英語流に発音してベナレスBenaresと呼んだ。 ワーラーナシーは前1000年ころには,アーリヤ人社会の宗教,文化の一大中心地であった。…

※「ベナレス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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