ベネディクトフ(その他表記)Vladimir Grigor'evich Benediktov

改訂新版 世界大百科事典 「ベネディクトフ」の意味・わかりやすい解説

ベネディクトフ
Vladimir Grigor'evich Benediktov
生没年:1807-73

ロシア詩人。地方官吏の家に生まれ,ペテルブルグ士官学校を出て1827-32年軍職に就いたのち,大蔵省役人になった。35年に出した処女詩集は,当時流行モティーフを華麗な言葉で歌って,ペテルブルグの中流階層のロマンティックな心情をくすぐり,非常な成功を博し,彼の詩風は短期間ではあったが一世を風靡(ふうび)した。55年,抒情詩復興に伴って再び詩を発表したが,すでに時代おくれで,顧みられなかった。
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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ベネディクトフ」の意味・わかりやすい解説

ベネディクトフ
Benediktov, Vladimir Grigor'evich

[生]1807.11.17. ペテルブルグ
[没]1873.4.26.
ロシアの詩人。幼い頃から詩作を始め,ロマンチックな詩を書いた。代表作『詩集』 Stikhotvoreniya (1835) 。

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