ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ベルトルト2世」の意味・わかりやすい解説
ベルトルト2世
ベルトルトにせい
Berthold II
[没]1111.4.12.
ドイツのツェーリンゲン家のシュワーベン公ベルトルト1世の息子。父と神聖ローマ皇帝ハインリヒ4世との確執を継ぎ,1092年以後シュワーベン公を自称したが,97年には皇帝と和解し,シュワーベンを放棄した。しかしチューリヒを中心とする豊かな領土のゆえに帝国直属身分と公の称号を与えられ,それを子孫に伝えた。
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