ペルオキシソーム(その他表記)peroxisome

デジタル大辞泉 「ペルオキシソーム」の意味・読み・例文・類語

ペルオキシソーム(peroxisome)

細胞小器官一つ。ほぼすべての真核生物細胞に見られる。多く酸化酵素オキシダーゼ)を含み、脂質代謝活性酸素一種である過酸化水素分解に関わる。ペルオキシゾーム。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

栄養・生化学辞典 「ペルオキシソーム」の解説

ペルオキシソーム

 微小体,ミクロボディともいう.細胞内小器官で,肝臓腎臓などの細胞に顕著で,植物にも存在する.カタラーゼ,D-アミノ酸オキシダーゼなどを含む.

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ペルオキシソーム」の意味・わかりやすい解説

ペルオキシソーム

「ミクロボディ」のページをご覧ください。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内のペルオキシソームの言及

【マイクロボディ】より

…ミクロボディともいう。カタラーゼおよび一群の酸化酵素を含む細胞質内の小顆粒(かりゆう)をいい,動物でペルオキシソームperoxysomeや植物でグリオキシソームglyoxysomeと呼ばれたものと同一である。この名はローディンJ.Rhodinが電子顕微鏡でマウス腎尿細管の上皮細胞内に見いだした顆粒につけた形態学的な名である(1954)。…

※「ペルオキシソーム」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

ビャンビャン麺

小麦粉を練って作った生地を、幅3センチ程度に平たくのばし、切らずに長いままゆでた麺。形はきしめんに似る。中国陝西せんせい省の料理。多く、唐辛子などの香辛料が入ったたれと、熱した香味油をからめて食べる。...

ビャンビャン麺の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android