ホセ・ルイスゴンサレス(その他表記)José Luis González

20世紀西洋人名事典 「ホセ・ルイスゴンサレス」の解説

ホセ・ルイス ゴンサレス
José Luis González


1932.7.2 -
スペインのギター奏者。
元・シドニー国立音楽院ギター科教授。
アリカンテ県アルコイ生まれ。
バレンシア音楽院、マドリード王立音楽院で学ぶ。1958年サンティアゴ・デ・コンボステラにおいてセゴビアマスタークラス出席、「類のない音色美」を称賛される。’61年オレンセの国際ギター・コンクールで最高賞を受賞。その前後からヨーロッパ各地に演奏旅行を重ねる。演奏の特色は、技術と強靭な理念に裏付けされた切れの良い技巧ニュアンス豊かな美音を武器に、スペイン人特有の粋な歌ごころで聴衆を魅了するところにある。’62〜69年シドニー国立音楽院教授として多くの生徒を育てる。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む