ホソヘリカメムシ
Riptortus clavatus
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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ホソヘリカメムシ
ほそへりかめむし / 細縁椿象
細縁亀虫
[学] Riptortus clavatus
昆虫綱半翅(はんし)目異翅亜目クモヘリカメムシ科に属する昆虫。体長14~17ミリ、体は細長く、全体はほぼ黒褐色で、雄の腹部背面には黄色と黒色の斑紋(はんもん)があり、そのために飛ぶと一見アシナガバチのようにみえる。また、幼虫はアリによく似ている。エンドウ、インゲン、ダイズなどマメ科植物に寄生し、害を与える。成虫態で越冬し、年2、3世代を送る。日本全土のほか、朝鮮半島、中国、台湾などに分布する。
[林 正美]
出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例
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ホソヘリカメムシ
学名:Riptortus redestris
種名 / ホソヘリカメムシ
解説 / マメ科やイネ科の作物の害虫です。成虫は飛ぶと、ハチに似ています。幼虫の形や行動はアリに似ています。成虫で越冬します。
目名科名 / カメムシ目|ホソヘリカメムシ科
体の大きさ / 14~17mm
分布 / 北海道~九州、南西諸島
成虫出現期 / 3~11月
出典 小学館の図鑑NEO[新版]昆虫小学館の図鑑NEO[新版]昆虫について 情報
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