ホール素子磁力計(読み)ホールそしじりょくけい(その他表記)Hall element magnetometer

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ホール素子磁力計」の意味・わかりやすい解説

ホール素子磁力計
ホールそしじりょくけい
Hall element magnetometer

半導体のホール効果を利用した磁気モーメントや磁束密度 (磁場) の測定器。 10-6~3T 程度にわたってかなりの精度で磁場が測定できる。素子にはゲルマニウム,インジウム・アンチモン,インジウムヒ素などが用いられ,10-2 cm3程度の小さなものまで可能である。素子の面に直角に磁場を加え,面に平行に 1kHz程度の一定の交流電流を流すと,磁場と電流の双方に垂直な方向に磁場に比例したホール電圧が得られ,これを増幅整流したものを計器で直接読み取る。核磁気共鳴を用いたプロトン磁力計のように磁場の絶対測定ができないので,あらかじめ既知の磁場で校正しておかなければならない。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ノーベルがスウェーデンアカデミーに寄付した遺産を基金とする世界的な賞。1901年以降行われ、毎年、物理学・化学・生理学および医学・文学・平和・経済学の6部門において、顕著な功績のあった人に授与される。...

ノーベル賞の用語解説を読む