普及版 字通 「ボウ・ひとしい」の読み・字形・画数・意味
8画
[字訓] ひとしい
[説文解字]
[字形] 形声
声符は牟(ぼう)。〔説文〕八上に「齊等なるなり」とあり、〔周礼、考工記、弓人、注〕に「均しきなり」、〔広雅、釈詁四〕に「齊しきなり」とみえる。〔方言、七〕に「(ぼうばく)」という語があり、〔管子、宙合〕の「」と同語で、勉強する意の語。「文(ぶんばく)」「強(びんきよう)」ともいう。
[訓義]
1. ひとしい、そろう、ならぶ。
2. したがう。
3. つとめる。
[古辞書の訓]
〔新字鏡〕 奈良不(ならぶ) 〔名義抄〕 ヒトシ・ナラブ・キラフ 〔字鏡集〕 ヒト・ヒトシ・ヒサシ・ナラブ・キラフ
[熟語]
擬▶・貲▶・状▶・迹▶・尊▶・徳▶・▶・名▶
[下接語]
好・勢・敵・徳・力
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報