ボゴタ憲章(読み)ぼごたけんしょう(英語表記)Bogota Charter

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ボゴタ憲章」の意味・わかりやすい解説

ボゴタ憲章
ぼごたけんしょう
Bogota Charter

1948年に開かれた米州国際会議(汎(はん)アメリカ会議)で採択された憲章。アメリカと中南米諸国は、1889年ワシントンで開かれた第1回米州国際会議以来協力活動を続けてきたが、第二次世界大戦後、1948年コロンビアの首都ボゴタで開かれた第9回米州国際会議(ボゴタ会議)で、基本条約となる「米州機構憲章」を採択、1951年発効し、以後、米州機構と称するに至った。その地にちなんで、この条約はボゴタ憲章とよばれた。その後数度にわたり、大幅に改正されている。

宮崎繁樹

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ボゴタ憲章」の意味・わかりやすい解説

ボゴタ憲章
ボゴタけんしょう
Charter of Bogotá

1948年コロンビアのボゴタで開催された第9回米州会議において採択された米州機構設立に関する憲章。その後 67年ブエノスアイレスで開催された第3回特別米州会議において改正議定書が採択され (1970.2.27.発効) ,大幅な変更が加えられた。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

お手玉

世界各地で古くから行われている遊戯の一つ。日本では,小豆,米,じゅず玉などを小袋に詰め,5~7個の袋を組として,これらを連続して空中に投げ上げ,落さないように両手または片手で取りさばき,投げ玉の数や継...

お手玉の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android