ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ボスコップ頭骨」の意味・わかりやすい解説 ボスコップ頭骨ボスコップとうこつBoskop skull 1913年に南アフリカ共和国トランスバール州のポチェフストルーム地区ボスコップ村の耕地で発掘された新人類の頭骨化石。約 1.5mの地下のラテライト質の層から最初頭蓋冠の断片,翌年には下顎骨の左半分と四肢が発見された。年代層は更新世後期,中期石器時代と考えられている。頭蓋冠の厚さは6~13mmで容量は約 1800cm3と推定され,頭骨の長さは 205mm,幅は 150mmである。サン族らの祖型とされる。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by