ボニファーチョ(その他表記)Bonifacio

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ボニファーチョ」の意味・わかりやすい解説

ボニファーチョ
Bonifacio

フランス語ではボニファシオ。ボニファーチョはイタリア語。フランス,コルシカ島 (コルス島) 南端港町コルスデュシュド県に属する。イタリア領サルジニア島とは幅 12kmのボニファーチョ海峡をへだてて相対する。町の主部は高い海食崖に囲まれた岬の上の高台に位置し,入江に沿う崖下には船員,漁師の家並み帯状に広がる。中世にはジェノバに属し,現在でもジェノバの方言が通用語。山の手の狭い通り,アーケード下の通路,袋小路,13~14世紀の聖堂,古い家並みなど中世の面影を残す。漁業基地,サルジニア島との連絡港として活況を呈する。ワイン,コルク,穀物などの取引が盛ん。人口 2701 (1990) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む