デジタル大辞泉 「ボリーバル山」の意味・読み・例文・類語 ボリーバル‐さん【ボリーバル山】 《Cerro Bolívar》ベネズエラ西部、メリダ山脈の山。標高5007メートル。同国最高峰。山頂部は万年雪に覆われ、周辺一帯はシエラネバダ‐デ‐メリダ国立公園に指定。西麓にメリダ州の州都メリダがあり、ボリーバル山の西隣に位置するエスペホ山と世界最高所のケーブルカーで結ばれる。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
日本大百科全書(ニッポニカ) 「ボリーバル山」の意味・わかりやすい解説 ボリーバル山ぼりーばるさんPico Bolívar 南アメリカ北部、ベネズエラ西部のメリダ山脈中の高山。標高5007メートルでベネズエラの最高峰である。古生代に貫入した花崗(かこう)岩類よりなる。標高4800メートル以上は万年雪に覆われている。付近一帯はシエラ・ネバダ・デ・メリダ国立公園に指定された景勝地である。北西の谷間の都市メリダとエスペホ山(4765メートル)を結ぶ高度世界一のロープウェー(四区間、総延長1万2815メートル)からの眺めが美しい。[松本栄次] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例