日本大百科全書(ニッポニカ) 「ボルケル」の意味・わかりやすい解説 ボルケルぼるけるJiří Wolker(1900―1924) チェコスロバキアの詩人。幼時から芸術的才能を認められていたが、プラハの大学で法律を専攻する一方、共産党に入党、1920年代のプロレタリア詩の創造に貢献した。惜しくも結核のため夭折(ようせつ)。『家への客』(1921)、『きびしい時間』(1922)の二詩集が生前に出され、人類への普遍的な愛と新しい社会の創造への苦闘を歌っている。ほかに『三つの劇』(1923)や新傾向の童話を残している。[飯島 周] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ボルケル」の意味・わかりやすい解説 ボルケルWolker, Jiří [生]1900.3.29. プロスチェヨフ[没]1924.1.3. プロスチェヨフチェコの詩人。 1920年代におけるプロレタリア詩人の代表。代表作『家への客』 Host do domu (1921) 。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by