ボーダノビチ鉱(読み)ボーダノビチこう

最新 地学事典 「ボーダノビチ鉱」の解説

ボーダノビチこう
ボーダノビチ鉱

bohdanowiczite

化学組成AgBiSe2,マチルダ鉱族の鉱物。三方晶系,空間群,格子定数a0.8412nm, c1.963, 単位格子中6分子含む。やや桃色味のある銀白色,さびて黄金色を帯びる。金属光沢,600µm以下の他形。反射光でクリーム黄色。劈開なし,硬度2.5, 比重7.72(計算値)。スカルン鉱床・鉱脈鉱床から,方セレン鉛鉱・セレン水銀鉱などのセレン鉱物や,ウィッチヘン鉱・自然銀・黄銅鉱・閃ウラン鉱・輝コバルト鉱・ヘッス鉱などとともに産出。静岡県河津鉱山から報告がある。ポーランドのK.Bohdanowicz(1864~1947)にちなみ命名。

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