ポリュペルコン(その他表記)Polyperchōn

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ポリュペルコン」の意味・わかりやすい解説

ポリュペルコン
Polyperchōn

[生]前380頃
[没]?
古代マケドニア将軍,政治家。最初前 333年のイッソスの戦いでアレクサンドロス3世 (大王) のマケドニア歩兵部隊を指揮して頭角を現したが,大王の在世時にはそれ以上昇進しなかった。大王の死後ラミアの戦い (前 321) で偉功を立て,マケドニアの摂政アンチパトロスに認められ,その後継者に選ばれた (前 319) 。しかし威信を欠き,マケドニア保持に失敗して転落し,相対立するアンチゴノス1世カサンドロスの傭兵隊の隊長を交互につとめた。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む