ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ラミア」の意味・わかりやすい解説
ラミア
Lamía
ラミア
Lamia
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ギリシアの神話・民間信仰に現れる女怪。エジプト王ベロスの娘、あるいはポセイドンの娘ともいう。ゼウスに愛されたが、子を産むたびにヘラに狂わされて子殺しを犯し、ついに悲痛のあまり醜怪な容貌(ようぼう)となって、他の女から子を奪っては飲み込むようになったという。また、漂流中のオデュッセウスの部下を食った海の怪物スキラを、ラミアの娘とする説もある。本来は、人間の血を吸い内臓を食う鬼のようなものであったが、のちに乳母(うば)たちが幼児を脅したり寝かせたりするときに使うお化けの名となった。よく似たものに、モルモ、ゲッロ、カルコなどもあるが、これらが固有名詞で、ラミアは総称ともされる。ギリシアでは、迷信が盛んになったローマ期から中世を経て近代になっても、この名は子供を脅すのに使われた。
[中務哲郎]
世界各地で古くから行われている遊戯の一つ。日本では,小豆,米,じゅず玉などを小袋に詰め,5~7個の袋を組として,これらを連続して空中に投げ上げ,落さないように両手または片手で取りさばき,投げ玉の数や継...
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