20世紀西洋人名事典 「ポールセリュジェ」の解説
ポール セリュジェ
Paul Sérusier
1863 - 1927
フランスの画家,美術理論家。
パリ生まれ。
ゴーギャンから強い影響を受けたナビ派の中心人物の一人で、象徴主義的な宗教画をめざす。ドイツのベネディクト会修道院に伝わる「神尺」の理論、神智学に感化され、平たんな色面による装飾的な作品を描く。1914年以降はブルターニュに移り住み、モルレーで没。理論書「絵画のABC」(’21年)を著す。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報