事典 日本の地域ブランド・名産品 の解説
マスカット・オブ・アレキサンドリア[果樹類]
ますかっと・おぶ・あれきさんどりあ
岡山市・倉敷市・赤磐市などで生産されている。1886(明治19)年に野谷村(現・岡山市)のガラス室で栽培されたのが、岡山県でのマスカット栽培の始まり。当初、土壌や気候があわず栽培には困難がつきまとったが、試行錯誤を繰り返してマスカット・オブ・アレキサンドリアができあがった。その後、温室栽培技術の確立によって生産が拡大。現在では全国生産量の90%を誇る。
出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報