20世紀西洋人名事典 「マックスルブナー」の解説
マックス ルブナー
Max Rubner
1854.6.2 - 1932.4.27
ドイツの生理学者,衛生学者。
元・ベルリン大学教授,元・ベルリン衛生研究所所長。
ミュンヘン生まれ。
母校の生理学者フォイトの無給助手となった後、1880年より1年間ライプチヒ大学のルードヴィッヒの生理学研究室に留学。1883年ミュンヘン大学生理学講師、1885年マールブルク大学衛生学助教授を経て、1891年以降ベルリン大学衛生学及び生理学の教授を歴任。1931年からはカイザー・ヴィルヘルム研究所労働衛生学部長を兼任。栄養生理学研究にエネルギー概念を導入、エネルギー保存の法則の物質代謝への適用や、等栄養価及び体表面積の法則など、多数の業績を残した他、衛生学的にも多大な功績を残す。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報