マデイラ島(読み)マデイラトウ

デジタル大辞泉 「マデイラ島」の意味・読み・例文・類語

マデイラ‐とう〔‐タウ〕【マデイラ島】

Ilha da Madeira》北アフリカのモロッコ西方、大西洋上にあるポルトガル領マデイラ諸島の主島。中心都市はフンシャル。同諸島の人口大部分が居住する。マデイラ酒産地。年間を通して気候が温暖なため国際的な観光保養地としても知られる。島の中心にそびえるルイボ‐デ‐サンタナ山(標高1861メートル)には、氷河期以前の植生をとどめた月桂樹などの照葉樹林(ラウリシルバ)が広がる。1999年に「マデイラ諸島のラウリシルバ」として世界遺産(自然遺産)に登録された。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

1 《「礼記」月令から》カワウソが自分のとった魚を並べること。人が物を供えて先祖を祭るのに似ているところからいう。獺祭魚。おそまつり。うそまつり。2 《晩唐の詩人李商隠が、文章を作るのに多数の書物を座...

獺祭の用語解説を読む