デジタル大辞泉 「マナプールズ国立公園」の意味・読み・例文・類語 マナプールズ‐こくりつこうえん〔‐コクリツコウヱン〕【マナプールズ国立公園】 《Mana Pools National Park》ジンバブエ北部、ザンベジ高地のザンビア谷の一部にある国立公園。ザンベジ川の中流に広がる草原と森林地帯で、アフリカゾウやサバンナシマウマなどの大型哺乳類・草食動物が集まるほか、絶滅の危機に瀕したナイルワニの貴重な生息地として知られる。1984年、隣接するサピサファリ地域、チュウォールサファリ地域とともに、世界遺産(自然遺産)に登録された。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「マナプールズ国立公園」の意味・わかりやすい解説 マナ・プールズ国立公園マナ・プールズこくりつこうえんMana Pools National Park ジンバブエ北部,ザンビアとの国境を流れるザンベジ川中流沿岸に位置する国立公園。面積 2196km2。 1963年指定。ザンベジ川の流域は豊かな自然に恵まれており,特に乾季になるとインパラ,サバナシマウマなど大型草食動物が餌を求めて川沿い一帯に集まってくる。草食動物が多く猛獣が少ないことなどから,ガイドなしで一般観光客の立ち入りが許可されており,間近に野生動物の観察ができる。絶滅の危機にあったナイルワニも人口飼育によりその数を回復した。 1984年隣接するサピ,チュウォール自然保護区を合わせた総面積 6766km2が世界遺産の自然遺産に登録。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報