ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ザンベジ川」の意味・わかりやすい解説
ザンベジ川
ザンベジがわ
Zambezi River
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
アフリカ大陸南部を流れる大河。同大陸からインド洋に注ぐ最大の川である。全長2740キロメートル、流域面積133万平方キロメートルで、アフリカではコンゴ川、ナイル川、ニジェール川に次ぐ。ザンビアの北西端カレネ丘陵に源を発し、同国西部をルエナ川、ルンゲ・ブンゴ川、ルアンギンガ川などを合流して南流。ついで同国の南境となって流れ、ジンバブエ側からシャンガニ川、サニャーチ川、ザンビア側からカフエ川、ルアングワ川などを合流しながら東流する。この間にビクトリア滝やカリバ湖がある。モザンビークに入って南東流に転じ、沿岸部で三角州を形成して、ベイラの北東210キロメートル付近でモザンビーク海峡に注ぐ。流量の変化は大きくないが、3~4月に高水位、10~11月に低水位を示す。急流があるため内陸水路としての利用価値は少ないが、急流を利用して、ザンビアとジンバブエとの国境にカリバ・ダム、モザンビーク領内にカボラ・バッサ・ダムなど、大規模なダムと発電所が建設されている。この川の流域は1851~56年のリビングストンや1858~60年のカークの探検によって世に知られるようになった。
[堀 信行]
マイナンバーカードを健康保険証として利用できるようにしたもの。マイナポータルなどで利用登録が必要。令和3年(2021)10月から本格運用開始。マイナンバー保険証。マイナンバーカード健康保険証。...