マラチオン

共同通信ニュース用語解説 「マラチオン」の解説

マラチオン

ハダニやアブラムシなど多くの害虫を駆除する有機リン系の農薬。農作物の保護や収穫後の保存など広く使われ、家畜飼料や小麦・トウモロコシの加工品に残留していることが多い。黄色っぽい液体で、特徴的な刺激臭がある。神経に作用して興奮させるため、昆虫には強い毒性を示す。人の体内では速やかに分解、排出されるため毒性は低いが、口から摂取すると下痢や吐き気などの症状が出ることがある。

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