20世紀西洋人名事典 「マリオトビーノ」の解説
マリオ トビーノ
Mario Tobino
1910 -
イタリアの小説家,詩人。
ビアレッジョ生まれ。
ボローニャ大学で医学を修めて、精神科医を務めるかたわら、1930年代に詩人としてデビューし、第二次大戦後は、戦場体験、レジスタンス、精神病院などの自己体験に基づいて、陽性の叙情を響かせた小説を発表。代表作に「リビア砂漠」(’52年)、「マリアーノの自由な女たち」(’53年)、「ビアッソーリの炭火」(’56年)などがある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報