20世紀西洋人名事典 「マリー・ホールエッツ」の解説
マリー・ホール エッツ
Marie Hall Ets
1895 - 1984
米国の絵本作家。
ミルウォーキー(ウィスコンシン州)生まれ。
牧師の子として生まれ、ニューヨーク、シカゴで美術を学ぶ。1918年結婚、翌年死別後社会学を学び社会福祉活動に従事する。’29年再婚。その後創作活動にはいる。優しい動物と自然を多く描き、色をあまり使わない暖かみのある線で描かれた絵が特徴である。作品は、「もりのなか」「海のおばけオーリー」など。ラバスティダとの合作「セシのポサダの日」ではコールデコット賞を受賞している。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報