最新 世界スポーツ人名事典 「マルコマテラッツィ」の解説
マルコ マテラッツィ
Marco Materazzi
サッカー
生年月日:1973年8月19日
国籍:イタリア
出生地:レッチェ
経歴:父ジョゼッペは、ラツィオやバーリの監督を歴任したサッカー指導者。1990年レッチェと契約したが出場機会に恵まれず、’93年アマチュアに近いマルサーラでデビュー。’94〜95年セリエC1のトラパーニを経て、’95年当時セリエBのペルージャに移籍するが、レギュラー争いに敗れ、すぐにセリエC1のカルピに移籍。’97年1月ペルージャへ戻り、2月対インテル戦でセリエAデビュー。’98〜99年のシーズンはプレミアリーグのエヴァートンでプレー。’99年ペルージャに戻り、センターバックとしてチームのセリエA残留に貢献。その活躍に対してビッグクラブから多くのオファーを受け、2001年インテルへ移籍。2005〜2006年シーズンからリーグ戦5連覇。2009〜2010年には欧州チャンピオンズリーグ(欧州CL)、リーグ戦、コッパイタリアとイタリア史上初となる3冠を達成。2010年12月クラブW杯を制して世界一となった。2011年シーズン終了後、退団。一方、2001年4月対南アフリカ戦でイタリア代表デビュー。2002年W杯日韓共催大会に出場。2006年W杯ドイツ大会では故障したネスタの代役として優勝に貢献。2010年W杯南アフリカ大会代表。気性が荒いことでも知られ、同大会決勝戦ではフランスのMFジダンを挑発して頭突きを受け、ジダンが退場処分となるきっかけをつくった。得点能力を持ったセンターバック。193センチ、92キロ。利き足は右。
出典 日外アソシエーツ「最新 世界スポーツ人名事典」最新 世界スポーツ人名事典について 情報